脳卒中リハビリパートナーズ haRe;Az(ハレアス)”とは

“脳卒中リハビリパートナーズhaRe;Az(ハレアス)”とは脳卒中(脳梗塞・脳出血)後遺症の他、様々な病気や怪我の後遺症で悩まれている方へオーダーメイドリハビリで「晴れた明日を」迎えられるように支援する自費リハビリ施設です。

店舗名に込めた想い

脳卒中は運動麻痺や高次脳機能障害が後遺症として残る方が多く、悩みや生活の不便さを感じることがあります。

そんな方々に

①“病気や怪我のこと、自分自身や親のことは1人や家族だけで全てを抱え込んでしまい解決しないといけない”と真面目な人ほど抱え込んでしまう現状があります。
当施設に来ていただき世間話や愚痴を聞いてほしい時には相談者として、身体の悩みや生活の不便を感じた時には専門職として優しくアドバイスしたり、時には叱咤激励をしたりと、多様なニーズや場面においてお互いが刺激しあえるパートナーのような存在になりたい。

②生きていれば晴れの日もあれば曇りや雨の日もあります。
人生では全ての日が嬉しいことが起きる日ではなく、嫌なことがある日も当然あります。
病気や怪我により曇りがちな日が多くなったり、隣の晴れている人をみて羨ましく思う瞬間もあると思います。
そんな時に“自分の希望に少しずつでも近づいている実感”や“変われるかもしれないといった希望”を一緒に感じて少しでも人生に光が射すように、晴れの日が1日でも増えるように、明日は晴れるかもしれないといった希望を感じていただける存在になりたい。

③病気や時期によりリハビリを受けられる期限があったり、年齢により諦めるような方向を提示されることが多いといった声をよく聞きます。
当施設では病気や年齢といった名称や数字で制限することなく、本人様と家族様1人ひとりの個別性を大切に関わっていきたいと考えています。
そのため、今よりも一歩でも前に進みたい、次のステップに進みたいと思っている全ての方にサービスをお届けする存在になりたい。

そんな想いや希望を店舗名に詰め込んでいます。

開設者の思い

私は病院に在籍していた際に、回復期・生活期、精神病棟、認知症病棟など様々な時期や疾患の方のリハビリに携わらせていただきました。特に発症から間もなく、心身の改善幅が大きい回復期では、リハビリに携わる専門職として強い責任感や使命感を感じていました。

近年、リハビリテーション専門の回復期病院の在院期間を少しでも短縮するような流れが日本全体で起きています。そのため、機能の十分な改善よりも「早く退院させる」という方向に比重が置かれがちなのが実際です。

本来であれば、もっと改善が期待できても、麻痺していない側(非麻痺側)の過度な頑張り(過剰努力)による動作の獲得を強いられる。退院時には実行可能な動作でも過度な頑張りを繰り返していくと、麻痺側の手足がこわばりやすく、出来なくなってしまうことが少なくありません。

さらに入院期限といった制限も設定されています。

回復期病院に転院した際には、心身の状態が落ちつかない方もいらっしゃいます。数か月してやっと心身の状況も落ち着き、リハビリをより積極的にできると思った矢先、期限となってしまい退院を余儀なくされることもありました。

そんな時は「今からが身体が良くなっていくチャンスなのに…。」ととても歯痒い思いを経験し、改善を期待する本人様や家族様にも悔しい思いをさせてしまったこともありました。

回復期病院を退院後には、介護保険でのサービスに移行することが多く、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)が行うリハビリはデイサービスでは実施していないところや、15分程度のところが多い状態です。

また、訪問看護や訪問リハビリでも1週間で120分までとなりリハビリ時間や頻度が減少してしまいます。そのため、動作の獲得を優先するために麻痺している側(麻痺側)の機能を向上させるリハビリ頻度も減少し、本人様も「医師がこれ以上は難しいと言うから。」などと諦めてしまう方も少なくありません。

退院を間近に控えた担当患者様より「退院後ももっと良くなりたい。」といった希望や家族様から「あと少し良くなったら家で生活できる。」との要望に対して介護老人保健施設や訪問リハビリをおすすめしていました。しかし、本人様や家族様の希望と保険制度内サービスの現実に差があり、心の底から自信をもって案内できていないと感じていました。

そのような経験を基に、回復期病院を退院した後に“自信を持ってセラピストが紹介できる施設”や、“改善を期待する方々に向けたサービスがしたい”という想いが強くなり、形にしたのが当施設となります。

「自分でも動かせるかもしれない。」や「自分にも出来るかもしれない。」と実感し、少しでも前を向いて、諦めかけていた“旅行”、“家族団欒”、“復職”、“趣味”に向かって一緒に歩きだすサポートがしたいと思っています。自分が思い描く理想像に少しでも近づけるように、最善を尽くします。諦める前にぜひ一度ご相談下さい。

病気の前に完全に戻ることは出来ないけれど、晴々した気持ちで明日を望めるように。

haRe;Az(晴れ明日)