その他の疾患

小脳疾患

小脳疾患

脳の中で大脳の次に大きな部位となる小脳は後頭部の深部にあり、大脳と連携し、身体を思い通りに動かすなど主に運動機能に携わっています。
また、運動体験を通してそれを認知する役割も果たしています。

そんな小脳に異常が生じてしまうと、脳から身体への伝達がうまくいかず、手足のふるえが生じたり、真っ直ぐに歩くことが困難になる、言葉がうまく離せない、字が大きくなってしまうなど、普段できていたことができなくなり、日常生活の多くの動作が困難になります。

小脳疾患を引き起こしやすい病気として、脊髄小脳変性症や血管障害、アルコール性小脳萎縮症、自己免疫性疾患、などがよく挙げられており、注意が必要です。

小脳の機能を維持するために、歩行訓練やバランス訓練など運動失調に対して小脳の固有感覚や視野覚などの感覚入力を強化することが改善のために用いられます。
また、おもりや弾力帯を装着した負荷のかかる運動、フレンケル体操や固有受容性神経筋促通法(PNF)、リラクゼーションや動作の反復練習なども効果的です。

また、小脳疾患は廃用症候群を併発しやすいため、筋力を使用する機会を日常的に作ることの心がけをおすすめします。