認知症

様々な原因で脳の神経細胞が破壊、減少し、日常生活が正常に送れない状態を「認知症」と言います。
主な症状として、物忘れや、覚えていた人や物の名前が思い出せなくなってしまうような「記憶障害」や自分のいる場所や状況、周囲の人との関係性がわからなくなってしまう「見当識障害」、料理の手順を忘れてしまう、服のコーディネートができなくなる、善悪の区別がつかなくなってしまうといった「判断力の定価」など、記憶力、コミュニケーション能力、言語力などに異常をきたします。
改善のためには薬の服用の他に、運動によって脳内血流と酸素量を増加させて脳細胞にメリットをもたらす方法や、ウォーキングや軽いジョキングなどの有酸素運動が効果的です。30分適度の軽い運動を週3、4回程度にわけて実施するのが効果的です。一番理想的なのは毎日リハビリを行うことですが、無理のない範囲で継続することが大切です。
また、作業療法などで生活の作業に焦点をあて、疾患によりできなくなった日常動作の回復を目指すのも、目的や成果がわかりやすく継続しやすいため効果的です。