【脳卒中当事者向け 自主トレ】丸くなった足指（クロートゥ）を伸ばす自主トレーニング

足指が丸くなり、付け根の関節が浮き上がってしまう症状をクロートゥ（craw toe）と呼びます。クロー（craw）とは鉤爪（かぎつめ）のことでトゥ（toe）はつま先のことを意味します。

脳卒中後に麻痺側の足関節や足指の痙性により、筋肉が過剰な収縮をきたすとクロートゥを引き起こすケースがあります。

クロートゥになった足では体重を掛けづらく、歩行時に地面を蹴り出せないため歩行速度が遅くなる原因になります。

今回はクロートゥにより丸くなった足指を伸ばす自主トレーニングをご紹介します。

【こんな方におすすめ】

• 足指が丸まってしまう。クロートゥ（crow toe）になる。
• 接地した際に足指の付け根の関節が浮き上がる。
• 歩行時の蹴り出しが弱い。

【効果】

• 足指が伸びる。足指の間が広がる。
• 足指がしっかりと接地する。
• 後ろ足の蹴り出しが強くなり、歩行スピードが速くなる。

【ポイント】

• 足指の股の深い部分に手の指を差し込んでしっかりと握る。
• 足指の付け根の関節を動かす際は、足首が動かないように注意する。

 

ハレアスの体験コースを利用した方の声

• 発症前のような懐かしい感覚で動けるようになった。
• 手伝いがないと出来ないことが、一人でできるようになった。
• 手足の末端の動きはあきらめていたが、自分で動かせるようになってきて今は愛おしく感じる。
• リハビリで練習した内容が翌日以降も続いて、すごいと思った。

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