など、具体的に「〇〇が出来るようになりたい」というご希望をたびたび伺います。
上記のような目標は「麻痺側の手を使った動作」、という点では共通していますが、それぞれが異なる関節運動や筋活動の組み合わせで構成されています。
そのため、リハビリすべき内容や順序性は異なり、麻痺側の手そのものよりも脚や体幹などのリハビリから開始する方が効果的な場合もあります。
脳卒中後遺症の改善には、目標動作の細分化と小さなゴール達成の繰り返しが非常に重要です。
漠然と筋肉をマッサージしたり、ただただ歩いたり、手や脚だけをトレーニングしておけば改善するわけではない、という点についてはご理解ください。
誤ったお薬を飲んでいては病気が治らないのと同じように、誤った内容や順序でのリハビリを繰り返していても、なかなか症状は改善していきません。
当施設に在籍している療法士は全員が12年以上の臨床経験を有しており、「目標達成に向けて、関節や筋肉をどのような順序で刺激・活動させるべきか」という臨床推論能力に長けております。より良い刺激、より良い運動経験が、目標の成就につながるよう徹底的に分析、アプローチします。
リハビリを受けられた利用者様からは
- 「どうすれば力が入るのか分かった」
- 「病気の前みたいな懐かしい感覚」
- 「頑張らなくても勝手に踏ん張れるようになった」
等の感想を頂いております。
専門性の高いリハビリにご興味がありましたら、是非ともハレアスのリハビリをご体験ください。
当施設では日々のリハビリ業務で深めた知見や経験を、ナイトセミナーを通して、近隣の医療機関などの療法士への教育事業を行っています。
等、ありとあらゆる方面から共同でアプローチ出来るよう、生活全体のコーディネートを目指します。
これらの連携の他にも、装具外来による装具の再作製、就労支援事業所との連携、運転再開に関するサポートなど、医療・介護の狭間によって手続き上課題になりそうな問題に対して、ご相談を承っております。
課題となる動作、生活行為の様子を確認
担当セラピストの経験や専門的な視点、ハンドリング(対象者の身体を操作・誘導する技術)を用いて課題となる動作を分析し、主要な問題点を探していきます。
特にリハビリすべき身体部位の順序性を誤らないよう、丁寧に分析していきます。
リハビリの実施
分析から得られた主要な問題点に対して、リハビリを行いながらその解決方法を探り、提案していきます。
リハビリにあたり、機器や昇降テーブル等を使用しながら、ハンドリング等を行い、かつてのような運動を取り戻すお手伝いをします。
課題となる動作を再分析、自主トレ指導
リハビリ終了時に、再度動作を評価・分析することでその効果を検証していきます。
ハレアスはリハビリを受ける皆様が効果を感じていなければ本当の意味での改善とはいえない、と考えております。
1回のリハビリで何が達成できて、何が残されているのか、あるいは次回どのようにリハビリを進めるべきなのかをきちんと整理し、言語化してお伝えします。
さらに、次回までに実施して頂く自主トレーニングを都度ごとにご提供します。
トレーニングの内容はお持ちのスマートフォン等で映像を撮影し、保存していただくことで、ご自宅でも繰り返し指導の内容を確認できます。
在籍セラピストの専門領域
脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍、等)脊髄損傷、パーキンソン病、その他、神経難病
※骨折など整形疾患のリハビリもお引き受け出来ます。
その他、特殊疾患などに関してはご相談ください。